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スコッチウイスキーの種類

 

シングル・モルト single malt whisky

モルト原酒と呼ばれる単一の蒸留所で作られた原酒を、他のウィスキーとブレンドせず、特殊なもの(カスク・ストレングス)を除き度数のみ調整(水を添加)し、瓶詰め、出荷されるものをいい、個性豊かな味わいが珍重される。シングル・モルトと大別されるウイスキーのほとんどが、製造された蒸留所の名前をそのまま商品名として市場に流通する。

 

シングル・カスク(single cask)

カスクとは樽のことを指す。 一つの樽の原酒のみを瓶詰めした場合は、シングル・カスク (single cask) あるいはシングル・バレル (single barrel) と称する。度数調整しない「樽出し」 (カスク・ストレングス、 cask strength )もある。通常のシングル・モルトでは蒸留所で作られた複数の樽のウィスキーをブレンドし味を均一化したのち加水し40度前後に薄める。それに対してカスク・ストレングスは1つの樽のみを加水せずにそのままの状態で出荷し、度数も60度ほどある。シングル・カスクでは瓶に樽のシリアルナンバーが打たれていることがある。通常は店頭では販売されず、蒸留所での限定販売や、特別な通信販売限定であることが多い。したがってシングル・カスクという種類は知名度が低くシングル・モルトと同一視されてしまうことも多いようだ。

 

クオーター・カスク(quarter cask)

一つの樽で一定期間熟成した原酒を、通常の樽に比して1/4 (quarter)サイズの樽に詰め替えて熟成を続けたシングル・モルトをクォーター・カスク (quarter cask) と称する。小さな樽へ詰め替えを行った以降は、樽の風味が良く移り熟成も早いとされる。

 

 

ヴァテッドモルト vatted malt whisky


複数の蒸留所のモルト原酒を混ぜ合わせたものをいう。この場合、ピュア・モルト (pure malt) あるいはブレンデッド・モルト (blended malt) などと表示されることが多く、ラベルに「ヴァッテド」と表示される例は希である。

 

グレーン grain whisky

複数の蒸留所のモルト原酒を混ぜ合わせたものをいう。この場合、ピュア・モルト (pure malt) あるいはブレンデッド・モルト (blended malt) などと表示されることが多く、ラベルに「ヴァッテド」と表示される例は希である。

 

ブレンデッド blended whisky

複数の蒸留所のモルト・ウィスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドして再貯蔵(マリッジと呼ぶ)させたもの。スコッチ・ウイスキーの大半がこのタイプである。市販されているブレンデッド・ウイスキーのほとんどは瓶詰め前に加水調整(度数調整のために水を加えること)されたものであるが、加水調整を経ないカスク・ストレングスと呼ばれる樽出し直の原酒もある。一般的にクセのない飲み易さが万人向けとされる。ブレンデッド・ウイスキーはブレンダーと呼ばれる専門の職人によりブレンドされる。一部に「ブレンデッドは『混ぜ物をした安物』、モルトは『生の高級品』」と捉える向きがあるが、誤解である。両者の違いは味の性格の違いであり、一概にどちらが勝っているとは言えない。

 

 

 

 

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