TOP> お酒の豆知識> スピリッツ> テキーラ

テキーラ TEQUILA

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2010年5月5日 (水) 15:31版(UTC)

歴史

スペインによるメキシコ統治時代、ハリスコ州の西方に位置するシエラマドレ山脈で山火事があり、その焼け跡から良い匂いを発し甘い樹液を出す、焦げた竜舌蘭が発見され、人々がこれを元に加工、完成したのがテキーラの原型であった。この蒸留酒の蒸留工場が置かれた村がテキーラであり、それがそのまま酒の名前となった。

古くは1873年にヨーロッパに初めて出荷された記録が残っており、その後も販売は拡大し1968年のメキシコオリンピックで世界的に大きく知られるようになった

テキーラは、メキシコで生まれ、竜舌蘭(りゅうぜつらん)から造るスピリッツです。アガベ・アスール・テキラーナという品種の竜舌蘭の、発芽から10年ほどたったものを、葉を除いて球状の茎を半分に割り、蒸気釜で蒸して含まれる甘い汁を取り出し、発酵させ、単式蒸留器で数回蒸留します。熟成させないものはホワイト・テキーラまたはテキーラ・レポサド(短期)、オーク樽などで熟成したものはゴールド・テキーラまたはテキーラ・アネホ(長期)と言います。

 

収穫・製造

竜舌蘭は150種類余りあり、そのうち136種類がメキシコに生息している。この竜舌蘭から造られた酒は、総称でメスカル (Mezcal) と呼ばれる。このうち法的に限定された、産地、原料、製法などの下記4規格に見合ったもののみをテキーラとして、販売、流通することが許される。

 

アガべ・アスール・テキラーナは、茶畑に似たような状態で丘陵地に栽培され、雨季の初めである6月に植えられて6~8年後に収穫される。収穫は生育したものから順に、通年にわたって行われ、コア (Coa) と呼ぶシャベル(あるいは大型の鑿)に似た専用の鎌が用いられる。葉を切り落とされ収穫されたアガべはパイナップルに似た形をしているので、ピニャ( piña、パイナップルという意味)と呼ばれている。ピニャは大きいものでおよそ50kgほどあり、傾斜を伴う畑からはラバを使って搬出する伝統が守られている。

1.伝統的な方法では収穫後、石を敷き詰めた穴にピニャを積み重ね、下から燻製に近い形で30時間程度蒸し焼きあげる。

2.蒸しあげたアガベを1週間放置し、その後これを石臼ですり潰し汁を絞り出す。

3.絞り汁を発酵させる。発酵後はアルコール分3~5%が含まれ、日本のどぶろくとよく似た風味となる。

4.蒸留器でアルコール度数を高める。メスカルは1回しか蒸留しないがテキーラは2~3回蒸留される。

 

熟成と呼び分け

 

 

[POUSSE CAFE] HOME