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ビールの種類

 

 

エール

イギリスで伝統的に造られている上面発酵ビールです。麦汁濃度が比較的高く、苦味が強く、酸味があり、独特の香気をもっています。色が薄いものを「ペールエール」、色が濃く苦味が強いものを「ビターエール」といいます。飲み温度は13℃くらいです。

 

ラガー

下面発酵を行い、低温で熟成させたビールです。「ラガー」は「貯蔵庫」の意です。貯蔵を行うことで、味と貯蔵性が向上します。ドイツのラガーのうち、淡色のものはヘレス、濃色のものはドゥンケル、ピルスナータイプはピルスと呼びます。

 

イングリッシュスタウト

アイルランドで造られる上面発酵ビールです。ハイローストの麦芽を使っているので香ばしく、色は濃い。柔らかい口当たりで、コクがあり、甘さが感じられ、バターのような風味があります。ギネス社のものが最も有名です。室温で飲むと風味がよく感じられます。

 

ピルスナー

チェコのピルゼンで造られ始め、現在では世界中で造られている下面発酵ビールです。二条大麦を使用した、ホップのきいたドライで爽快な香味で、色は淡色です。日本の淡色ビールも、ほとんどこれにあたります。

 

ドライ・スタウト

アイルランドで造られる上面発酵ビールです。ハイローストの麦芽を使っているので香ばしく、色は濃い。柔らかい口当たりで、コクがあり、甘さが感じられ、バターのような風味があります。ギネス社のものが最も有名です。室温で飲むと風味がよく感じられます。

 

ランビック

ベルギーで造られる、自然界の酵母を使って造る小麦ビールです。煮沸後の麦汁を蓋をせずに放置し、ゼナ川周辺に生息する野生の酵母を取り入れます。様々な果物やナッツの香りがし、酸味があります。熟成中にブラックチェリー(クリーク)やラズベリー(フランボワーズ)を入れたものもあります。

 

ケルシュ

ドイツのケルン地方で造られている上面発酵ビールです。少量の小麦麦芽を含むものもあります。淡色で軽くまろやかで、フルーティーな香りがあり、炭酸ガスは少なめです。飲み温度は5℃くらいです。ソーセージにあいます。

 

ドラフト

加熱殺菌していない「生ビール」のこと。微細なフィルターを通すことで、酵母や雑菌を完全に取り除いてある。加熱による香味の変化がなく、生の風味が活きている。

 

アルト

ドイツのデュッセルドルフで造られている上面発酵ビールです。「アルト」はドイツ語で「古い」の意です。淡色麦芽と濃色麦芽を使用し、色はやや濃い赤銅色です。コクがあり苦味が強く、フルーティーな芳香があります。エールに似ているが、酸味はエールよりも弱めです。

 

ボック

ドイツで造られる下面発酵ビールです。いわゆる「強いビール」で、エキス分が多く、アルコール度数が高め(約6.8%)です。コクがあり、辛口で芳醇な味わい、色は濃いめです。とくに濃いボックは「ダブル(ドッペル)ボック」といいます。

 

ヴァイツェン

ドイツで作られる、小麦を50~60%使ったビールです。基本的には上面発酵ですが、二次発酵で下面発酵を行うこともあります。「ヴァイツェン」はドイツ語で「小麦」の意です。薄い金色からブロンズ色のものが多く、色が濃いものは「ドゥンケル・ヴァイツェン」と呼ばれます。丁子やバニラの香り、様々な果物のフルーティな香りがします。レモンスライスを添えてもよいようです。

 

メルツェン

ドイツで造られる下面発酵ビールです。「メルツェン」は「三月」の意です。冷却装置がない頃から下面発酵を行っていたので、秋~春(三月)のみ仕込むことが可能であり、とくに三月に造られたビールは、夏に備えて貯蔵性を高める目的で、高いエキス分のものが造られました。二次発酵がじっくり行われた9~10月に飲むのに適しています。エキス分が高く、麦芽の風味が強くてほろ苦く、色はブロンズ~赤色です。

 

ベルリナーヴァイス

ドイツで造られる、大麦と小麦を使った上面発酵ビールです。「ヴァイス」は「白」の意です。上面発酵酵母と乳酸菌が同時に働き(乳酸菌並行発酵)、フルーティーな酸味があります。色は淡色で苦味は弱く、軽く爽やかです。

 

発泡酒

ビールと同じ原材料を使っていても、水とホップ以外の原材料における麦芽の使用比率が2/3以下のものは「発泡酒」となり、酒税法上では「雑酒」として扱われます。とくに麦芽の使用比率が25%以下だと、税金がかなり安く抑えられるので、日本の発泡酒のほとんどは麦芽が25%以下となっています。発泡酒は、ビールよりもエキス分が少ない分コクが弱いものの、価格の安さが魅力となっています。

 

 

 

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